盗聴器を発見したら？あなたの知らない盗聴器の真実を徹底解説

盗聴器とは？

盗聴器は、盗み聞きするために設置される機器のことです。盗聴器には、主に2つのタイプがあります。

ストーカーや盗み聞きなどの犯罪に使われる盗聴器のほとんどが無線式というタイプです。無線式は犯罪利用の高い代表的な盗聴器といえます。無線式盗聴器の中には、電源に電池がないと盗聴できないものと、電気機器の内部に組み込まれている、コンセントに差し込んで必要な電力も一緒に盗む寄生式の種類があります。電池で電源を供給している盗聴器であれば、電池がなくなってしまえば盗聴ができなくなります。

しかし、コンセントなどの電気機器の見えない内側に盗聴器が隠されていると、電源を外部から得るため盗聴器が組み込まれた電気機器が壊れない限り、半永久的に盗聴できます。そのため、寄生式よりも無線式の盗聴器のほうが犯罪によく使われます。盗聴器を発見する専門家はどこに設置しているのか形状的な特徴を把握しています。盗聴器を発見するには、種類を知っておく必要があります。また盗聴器は盗聴電波発信距離が限定されています。そのため近い距離でないと電波が受信できません。

盗聴器がもしも部屋にあったら？

盗聴器が部屋に取り付けてあるのを見つけてしまったら、どう対応すればいいのでしょうか。発見してしまったら、即座に壊したり、取り外したりしたくなります。そうはせずに、まずは声を出さないようにしましょう。声を出して見つけてしまったことを取り付けた犯人に気づかせることで、犯人は別の方法で盗聴器を設置する可能性があるからです。

また犯人が思わぬ行動に出てしまうことがあるので、すぐに外したり、壊したりするのはやめましょう。とにかく最初は警察に相談することです。その上で盗聴器を一刻も早く、安全に外してください。ただし自分でではなく、専門家にお願いしましょう。

盗聴器が身近に見つけてしまった場合、いてもたってもいられなくなりますが、発見したときこそ、冷静な対応をとりましょう。

盗聴器はいつの間に設置されている？

部屋に他人が侵入したはずなんてないのに、いつの間に設置されるのでしょうか。それを考えるだけで不安です。盗聴器を発見した経験から、知っておいてほしいよくあるケースを紹介します。

ストーカーが侵入していた

泥棒に入られた形跡がなくても、ストーカーがすでに一度部屋に侵入していて、盗聴器で犯行の機会を狙っている可能性があります。またストーカーの場合、身近な人が盗聴器を設置していることがあります。犯人が部屋に連れてきた友人だった事例もあり、十分に注意しましょう。

引っ越し

引っ越しのときに盗聴器がすでに設置されていたケースがあります。引っ越してきた方に対しての盗聴器ではなく、前の住人に対して盗聴器が設置されており、そのまま放置されていたということです。このようなケースでも犯罪につながりやすくなります。

毎日使っていたものに盗聴器が

盗聴器は、なんとボールペンなどの持ち運び可能な日用品にも設置できます。この場合、犯人からプレゼントでもらうことがあります。知り合いがストーカーで、実は盗聴器を渡されていたというケースです。

盗聴器を発見してもらうには？

盗聴器を調べてもらうにはどうしたらいいでしょうか。盗聴器は専門の業者に取り外してもらうことが大切です。特に引っ越す前に調査してもらうと安心です。しかし盗聴器について調査してくれる業者は限られています。盗聴器を発見するためには、盗聴器を見つける専用の機械を使います。しかし機器によって盗聴器の全種類を発見できない場合もあります。

盗聴器を全て把握して取り外してもらうためにも、盗聴器を発見する機械には。全電波型、全周波数に対応した発見機材を取り扱っている調査会社にまず安全に外してくれるか聞いてみましょう。盗聴器の有無を発見してもらうには、ベテランの調査員がいる会社に依頼するのがおすすめです。長年の経験から、どの場所に設置されているのか、どの種類の盗聴器なのかすぐに推測できるからです。近年はストーカー被害が増加しています。定期的に盗聴器が設置されていないか確認した上で安心に暮らしましょう。

まとめ